表面利回りの高さや
不動産業者の「儲かります」という謳い文句。
勧められるままに物件を買うのは危険です。
不動産投資は、物件の購入から売却の出口戦略まで、一貫した事業計画をもとに判断するべきものですが、現状の多くは、安直な表面利回りによる売買が行われている実状があります。投資物件を扱う不動産業者の多くは仲介手数料や売却益を目的としているので、売ったら売ったっきり、その後のアフターフォローは見込めないケースがほとんどです。ここに不動産業界の根深い問題点があります。
不動産業界では、業者とユーザーの情報格差が大きいことが問題視されてきました。業者が扱う情報は透明性がなく、専門性が高いので、ユーザーに十分な知識がないことを理由に、業者にとって都合のよい契約を結ばせる悪質なケースも散見されます。ユーザーは正直、「物件を高く買っているのか安く買っているのかわからない」のです。この旧来のビジネス構造から、不動産仲介業者が「投資家の目線に立っていない」ことが見て取れることと思います。
つまり、投資家が見込む将来的な目標と、不動産業者が目的とする収益構造が、そもそも相反しているのです。この構造が変わらない以上、不動産業者がオーナーの目線に立って「物件を勧める」ことは、まずありえないでしょう。そもそも、不動産業者の目的は仲介手数料、売却益にあるのですから。
投資家が物件を購入したあとの話、「どういう末路を辿ろうと知ったことではない」ということです。そんな業界の常識を踏まえた上でもなお、あなたは収益不動産を購入しますか? 将来を見据えたせっかくの投資、人生を棒に振らないためには綿密な計画を立てることが重要です。
不動産投資を行う以上、
分析から導き出される答えを尊重すべきです。
直感はあてになりません。
誤解のないように言っておくと、まったく投資物件を「買ってはいけません」と言っているのではありません。将来的に安定的な収益を見込む場合、不動産投資というのは堅実な投資方法だと考えます。
銀行の金利が0.001%と、過去最低を記録し、将来もらえるであろう年金も微々たるものとなった今、どのようにして将来の見通しを立てていくのか、路頭に迷われる方も少なくないと思います。そうした状況下で、近年不動産投資は多種多様な金融商品のなかでも注目を集めており、ミドルリスク・ミドルリターンという、比較的堅実な性質から不動産投資を始める方も多くいらっしゃいます。為替や株のように景気の変動にも左右されにくく、比較的安定した収益が見込めるので、長期的な計画も立てやすいというメリットがあります。ある程度収益性を求める資産運用をお考えの方には適していると言えます。
ただ、運用リスクはどの商品でもあることですが、先行きに対して不透明な不安材料を残すことなく分析することで、ある程度のリスクは回避できます。表面的な利回りの良さで物件価値を評価し、その先に待ち構える課題や出費の数々についてきちんと検証しないまま物件を購入するのは自殺行為です。
物件の選定から維持、最終の売却まで。
中長期的な計画を立て、オーナーの利益を最大化するのが
私たちの仕事です。
私たちの第一義は投資コンサルティングです。物件を販売することではありません。あくまでも不動産を金融商品として捉え、それを運用していただくことでオーナーの利益を最大化することを目的としています。
現在扱っている商品は不動産ですが、必ずしも不動産でなくてもいいと考えています。資産を活かしたい、より確実なリターンが欲しい、そう考える投資家の方々に商品の垣根はありません。数ある金融商品のなかのひとつ、ポートフォリオのひとつとして不動産を扱っている、そう考えていただければと思います。
答えはひとつではないと思っています。ただ、より高度な分析・検証を導入することで、より精度の高い答えを導き出すことができます。もちろん外的な要因、天災や事故などによる収益減少は予想の範囲を超えることもありますが、それをも踏まえた対策、たとえば、地震に備えた耐震補強工事の導入や、保険への加入することでリスクを減らすこともできるわけです。
金融商品に安全はありません。リターンがある以上、そこには相反する関係で必ずリスクが潜んでいます。しかし、科学のチカラをもって投資を判断することで、リスクを最大限に減らす、もしくは減らせる努力をしているわけです。そうしたプロセスを経て、やっとオーナーへ自信をもって不動産投資をすすめられるのです。
より精度の高いAnswerを!
仲介手数料が発生する場合は
コンサルティングフィーはいただきません。
私たちは“コンサルティング”というサービスを提供しています。オーナーにはない知識を補填し、利益を最大化することを目的としています。
ご要望をヒアリングさせていただき、方向性に合った物件をご紹介させていただいたり、保有物件の修繕計画、売却のお手伝いをさせていただきます。物件購入のお客さまには各種金融機関のご紹介や融資の打診を行い、円滑な契約ができるよう調整させていただきます。また、登記手続き、引き渡し、賃貸契約の引き継ぎなど、税理士、司法書士、弁護士と連携しながらすすめさせていただきます。
物件の売買に関わる仲介手数料が発生する場合、コンサルティングフィーはいっさい頂きません。一般の不動産仲介会社にはない、高いコンサルティングをご提供させていただきながら、掛かる費用は同じなのです。